(KSN俳句の会改め)
(KSN俳句の会改め)
| シニアあすなろ句会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
 |
令和7年1月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・朴落葉一人欠けたる句座の黙 |
| ② 遠山園生 |
・「今年こそランチしようね」年賀状 |
| ③笹尾純子 | ・ 夜を駆ける初荷トラック日が昇る ・ 双六や上がり近くも迷い道 |
| ④中根弘子 | ・ 問屋街初荷行き交い賑々し ・ 去年今年祈りはひとつ恙なく |
| ⑤池上悦美 | ・遠き日よ姑に問いしお買初 ・蒼天を目指す煙やどんどやき |
| ⑥木田美智子 | ・チャイム鳴りお隣さんへ初荷かな ・絵手紙の久しき友へ初硯 |
| ⑦ 加藤太一 | ・良き年の願いと共に初荷来る ・師走月急ぎし友は星となる |
| ⑧西尾えり子 | ・買初の籠にゆるりと卵入れ ・菰巻の高さ揃える法被かな |
| ⑨ 三浦鏡子 | ・一輪の紅梅映える庭の隅 ・藁囲い徳川園の冬牡丹 |
| ⑩磯村通子 | ・地方紙につつまれ届く初荷かな ・家計簿を締めつつ聞きし除夜の鐘 |
| ⑪梶野弘美 | ・ 次々と初荷トラック道の駅 ・ 福笑ひ笑い転げる孫二人 |
