(KSN俳句の会改め)
(KSN俳句の会改め)
| シニアあすなろ句会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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令和6年1月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・商店街抜けて寺町除夜の鐘 |
| ② 遠山園生 |
・早よ来いと待ちたる父の初電話 |
| ③ 新城岩夫 |
・亡き妻の天から届け初電話 ・読初にハラリひもとく知の泉 |
| ④中根弘子 |
・娘より今から行くと初電話 |
| ➄池上悦美 | ・娘と孫らつぎつぎ替わる初電話 ・望み抱く晴れ着のふたり初参 |
| ⑥ 木田美智子 | ・久しぶり友の挨拶初メール ・年新た鏡に写る八十路かな |
| ⑦加藤太一 | ・賀状来ぬ如何と思ひ初電話 ・風強き水面にじつと浮寝鴨 |
| ⑧長谷川弘代 | ・初電話背後の声も飛び入りす ・今朝の園猿の集まる焚火かな |
| ⑨西尾えり子 | ・初電話姉はいつもの跳ねる声 ・変わらずや女将の丸顔河豚の宿 |
| ⑩三浦鏡子 | ・お互いの元気確かむ初電話 ・祝ひ花生けて正月迎へをり |
| ⑪ 磯村通子 | ・初電話浮き立つ主は嫁ぐ孫 ・乾き物あれこれ選ぶ年の暮 |
| ⑫水井峰子 | ・初電話コロナの癒えし子の声す ・破魔矢受く黄金神社の大鳥居 |
