(KSN俳句の会改め)
(KSN俳句の会改め)
| シニアあすなろ句会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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令和5年7月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・皇后の微笑み外遊梅雨明くる |
| ② 遠山園生 |
・芝薄暑引退の兄のニアピン賞 |
| ③ |
・山腹の三角屋根やつゆあける ・身を傾げ木道ゆずる水芭蕉 |
| ④ 新城岩夫 |
・独り居や炎暑の中の独り言 ・我を産み浜木綿咲きて母笑ふ |
| ⑤ 中根弘子 |
・昏鐘の響く大地に梅雨明くる |
| ⑥ 池上悦美 | ・梅雨あがる仰ぐ中空鳶の輪 ・古民家の梁の呟き夏の雨 |
| ⑦ 木田美智子 | ・弧を描く虹色の空梅雨明くる ・朝顔のあの手この手と絡み付き |
| ⑧ 加藤太一 | ・新緑とオゾン満喫観覧車 ・赤睡蓮の絨毯を敷く貯水池 |
| ⑨ 長谷川弘代 | ・快音のテニスコートや梅雨明くる ・夏燕地上掠めて白き胸 |
| ⑩ 西尾えり子 | ・梅雨明けて電車眼下を緩く行く ・唸り声太く大きく夏の蜂 |
| ⑪ 三浦鏡子 | ・外出を控える梅雨にうんざりす ・朝露にきらめく草葉庭いち面 |
| ⑫ 磯村通子 | ・伏し目がちの聡太に惹かれ梅雨あがる ・仕切板とれての集ひアイスティー |
| ⑬水井峰子 | ・巽（たつみ）に咲く妣の残せし金魚草 ・箱根の関苔の花咲く石畳 |
