KSN俳句の会
(KSN俳句の会改め)

 
 シニアあすなろ句会は毎月原則第二木曜日午前  
  
場所:ささえ愛センター一階


       令和5年1月
① 神野祐紀雄

・似る脛の並ぶあし湯や小春風
・恐竜の全身骨格冬の雷

② 遠山園生

・普段着の心新たな初句会
・あがいても歳を重ねし老が春

青木志津 ・やりたき事あれもこれもや初句会
・雪降るや一茶土蔵に窓一つ
④ 新城岩夫  舞い上がる聡太の夢やお正月
奪われし数多の命去年今年
⑤ 中根弘子

・初句会和やかなれどすまし顔
・崖に群れ波の音聞く野水仙

⑥ 池上悦美 ・初詣老いも若きも丸き背
・左義長に染まる無口の貌と貌
木田美智子 ・目覚めよし朝日眩しき初句会
・重箱の数の子ごまめ姿消し
⑧ 加藤太一 ・八十路迎へ挑戦あらた初句会
去年今年万華鏡なる夫婦道

⑨ 長谷川弘代 ・今朝の冬靴下重ね厨かな
冬紅葉女城主の館跡

⑩ 西尾えり子
・鉛筆の芯尖らせる初句会
・星月夜裏木戸抜けてもらい風呂

三浦鏡子 ・バス電車乗り継ぐ友や初句会
寒稽古竹刀持つ子の頬赤し
⑫ 磯村通子  
・とぎとぎの鉛筆並べ初句会
・止まらない物価上昇社会鍋

⑬水井峰子  
・初句会米寿を祝ふ一張羅
一月の神馬の眼孔愛しき多度


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