(KSN俳句の会改め)
(KSN俳句の会改め)
| シニアあすなろ句会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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令和4年7月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・白靴やスカイツリーのガラス床 |
| ② 遠山園生 |
・雑踏を颯爽と行く白靴よ |
| ③ |
・山法師一樹のたかし空あおし ・姨捨の棚田登りて青田波 |
| ④ 新城岩夫 |
・君逝きて十五年なるも夏は来ぬ ・南風吹く裸足の少年島言葉 |
| ⑤ 中根弘子 |
・あるがまま余生を生きてよひら咲く |
| ⑥ 池上悦美 | ・白靴を並べて夫の夢多し ・雷鳴に背中突かれて座睡覚む |
| ⑦ 木田美智子 | ・白靴や学生の声こだまして ・ぐずぐずとむずかる赤子走り梅雨 |
| ⑧ 加藤太一 | ・白靴や母追ふ孫の初散歩 ・親を追ふ軽鳧の子七羽列の水脈 |
| ⑨ 長谷川弘代 | ・白靴の老人城のボラガイド ・睡蓮の莟揺るるや鯉の口 |
| ⑩ 西尾えり子 | ・夏薊畔で際立つ濃紫 ・姉二人熟れ過ぎも良しメロン食ぶ |
| ⑪ 三浦鏡子 | ・夏旅の古きサンダル色褪せて ・風通る廊下に吊るす夏のれん |
| ⑫ 磯村通子 | ・沿線の夜間作業や夏の虫 ・なみなみと注つぎし形見の切子猪口 |
