(KSN俳句の会改め)
(KSN俳句の会改め)
| シニアあすなろ句会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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令和4年3月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・金泥の貝を合せる雛の客 |
| ② 遠山園生 |
・大試験孫を気づかふ二日間 |
| ③ |
・春光のあまねし目覚む雑木山 ・春鴨の陣の動けるひとところ |
| ④ 新城岩夫 |
・風の中春を探して野に出でり ・春暁の夢で会ひたり母の笑み |
| ⑤ 中根弘子 |
・八十路顔ハートはいつも紅椿 |
| ⑥ 池上悦美 | ・春眠の覚めて大きく開く窓 ・花吹雪座禅の少女の肩にまで |
| ⑦ 加藤初代 | ・ ・ |
| ⑧ 加藤太一 | ・断捨離や子一人だけの雛人形 ・境内を迸る音雪解水 |
| ⑨ 長谷川弘代 | ・逆上がり得意となりて卒園す ・離るるも近寄るもよし雛千体 |
| ⑩ 西尾えり子 | ・校庭は人影もなし春の塵 ・立ち枯れの木に寄り添ひて残る鴨 |
| ⑪ 三浦鏡子 | ・竹林に五つ六つ散りし紅椿 ・細き道蒲公英見つけ指さす子 |
| ⑫ 磯村通子 | ・春耕や足の指にも力入れ ・ふるさとの新聞のばす日永かな |
