| KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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令和1年5月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・春暁や胸の空洞おとなしく |
| ②丹羽しづ子 |
・揃い咲く令和の御代の初あやめ |
| ③ 遠山園生 |
・灯りつけ五月人形主待つ ・焼きそばやどっと絡まる春キャベツ |
| ④ 青木志津 |
・改元や万葉園の花あふち ・老鶯の語尾に方言島の昼 |
| ⑤ 新城岩夫 |
・新しき御代は来たりぬ夏若葉 |
| ⑥加藤初代 | ・耕運機セキレイ従え音静か ・山吹は白も黄もありてつつましく |
| ⑦ 中根弘子 | ・小窓開け風を入れたる薄暑かな ・吹き流し数えておりし赤信号 |
| ⑧ 加藤太一 | ・居間屋根も貫く若松神の土地 ・窟本殿の胎内抜けて若葉風 |
| ⑨池上悦美 | ・松の芯大僧正の袈裟の色 ・糸電話ぴ～んと張りて梅雨模様 |
| すずき こうし 鱸 鉱志先生 |
・一人居に空うるむほど雪柳 ・コンクリーの水門高しつばめの巣 |
