| KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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平成31年4月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・春惜しむ石工は鑿(のみ)の鍛冶手入れ |
| ②丹羽しづ子 |
・花筏異国語も流る五条川 |
| ③ 遠山園生 |
・春めきて加湿器の湯気乱れをり ・新しき安全旗や春の朝 |
| ④ 青木志津 |
・雪柳枝垂れたる石ひと跳びす ・饒舌の弾みて夜の浅利鉢 |
| ⑤ 新城岩夫 |
・春めくやリュック取り出し旅支度 |
| ⑥加藤初代 | ・田舎みち一人行くみち花あふる ・老木にはなびら集めて春の風 |
| ⑦ 中根弘子 | ・花冷や大地に響く昏の鐘 ・平成や最後となりし弥生尽 |
| ⑧ 加藤太一 | ・帰化八歳惜しまれ逝きし鳥雲に ・枝吊るす八重のおもみの菊桜 |
| ⑨池上悦美 | ・満開の桜のアーチスマホの娘 ・花まつり皆みな釈迦の幼顔 |
| すずき こうし 鱸 鉱志先生 |
・菜の花やバスより園児もう帰還 ・たかんなの勢揃ひして砦山 |
