| KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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平成30年12月 |
| ① 神野祐紀雄 |
・助手席を定席として十二月 |
| ②丹羽しづ子 |
・友よりの柚子湯に至福一刻を |
| ③ 遠山園生 |
・夫と共平に活きし年惜しむ ・忙しきを敢えてのんびり十二月 |
| ④ 青木志津 |
・五平もち香る宿場や落葉かな ・夕日うけまるき背や菜洗女 |
| ⑤ 新城岩夫 |
・あの時の少年老ひたり里の冬 |
| ⑥加藤初代 | ・井戸水のありがたきかな菜を洗ふ ・落ち葉積む護摩堂の闇身を覆ふ |
| ⑦ 中根弘子 | ・ビル谷間空き缶の音十二月 ・山茶花の蕾のごとし少女かな |
| ⑧池上悦美 | ・寒菊や優しき人の置き土産 ・遠くより冬薔薇届く誕生日 |
| すずき こうし 鱸 鉱志先生 |
・浅間嶺の噴煙白し去年今年 ・拉致人に日本遠し山眠る |
