| KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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平成29年12月 |
| ①神野祐紀雄 |
・大書さるメモを携へ師走かな |
| ②丹羽しづ子 |
・一病の癒遅遅成せり去年今年 |
| ③ 遠山園生 |
・仁王門杖をどうぞと冬紅葉 ・枯れ葉踏む蔵王の小道鳥の声 |
| ④ 青木志津 |
・山茶花の枝の伸びきて露天の湯 ・綿虫のひらりよぎるや野天風呂 |
| ⑤ 新城岩夫 |
・指を折り３年日記を買ってをり |
| ⑤ 尾崎洋子 |
・剥ぐごとに若さ漲る玉白菜 ・焼き牡蠣の煙り入り来る露天の湯 |
| ⑦ 加藤初代 |
・畑大根背比べして抜かれゆく ・廃線のトンネル抜けて紅葉燃え |
| ⑧ 中根弘子 | ・時雨きて風土記の丘の松江城 ・小春日やいよよ出番と背をのばす |
| ⑨ 池上悦美 | ・高虎の城の石垣散紅葉 ・松明くる泪の別かれ老姉妹 |
| すずき こうし 鱸鉱志先生 |
・冬夕焼け岬をバスの帰り行く ・散り急ぐ銀杏黄葉や本能寺 |
