| KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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平成29年10月 |
| ①神野祐紀雄 |
・逢ひたきに生家の柿につるべ井戸 |
| ②丹羽しづ子 |
・回り道木犀の香に誘われて |
| ③ 遠山園生 |
・秋高し鴎の案内初島へ ・炉開きや釜鳴りの音馳走とす |
| ④ 青木志津 |
・鯉来たる水面のいわし雲わけて ・鉦叩き遠き人呼ぶしじまかな |
| ⑤ 新城岩夫 |
・ふるさとに画像メールや初紅葉 ・君の居て眺めた月をひとり見る |
| ⑤ 尾崎洋子 |
・髪揺らし振り向く君や秋桜 ・人住まぬ生家の厨ちちろ鳴く |
| ⑦ 加藤初代 |
・廃屋にリヤカー一台秋の暮 ・飛ぶ鳥の羽音聞こえし秋の雲 |
| ⑧中根弘子 | ・左見右見木道はるか尾花ゆれ ・故郷の野面を渡る赤トンボ |
| ⑨ 池上悦美 | ・浮き落葉近江八幡ひとりゆく ・石の塔立山雄山うろこ雲 |
| すずき こうし 鱸鉱志先生 |
・定年の所長を囲む牡丹鍋 ・路線バス一日三便村時雨 |
