| KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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平成29年9月 |
| ①神野祐紀雄 |
・涼風(すずかぜ)や六十余年の時を越へ |
| ②丹羽しづ子 |
・秋空の我が市の大使棋士二段 |
| ③ 遠山園生 |
・暮色に白き指先風の盆 ・夜半の秋眠りを誘ふ読書かな |
| ④ 青木志津 |
・ふるさとの棚田の蝗手の中に ・霧深き熊笹分けてぬれそぼつ |
| ⑤ 新城岩夫 |
・帰省子は異国の香り連れて来し ・独り居の十年となり秋の虹 |
| ⑤ 尾崎洋子 |
・前だれに染みいる露や地蔵尊 ・露の世や灯りもれくる裏通り |
| ⑦ 加藤初代 |
・はすの花空気ふるわせ朝がくる ・薄紅葉赤子のあくびガラス超し |
| ⑧中根弘子 | ・故郷は今もかわらじ花野径 ・邯鄲や風にのりきし風と消ゆ |
| ⑨ 池上悦美 | ・お皿など買ひ求めたき秋日和 ・葱の畝曲がり曲がりて植ゑ終へり |
| すずき こうし 鱸鉱志先生 |
・落鮎やけぶれる宿に焼かれをり ・ふる里に老舗は一つとろろ汁 |
