| KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所：ささえ愛センター一階 |
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平成29年7月 |
| ①神野祐紀雄 |
・街中に残る一枚稲架(はざ)一竿 |
| ②丹羽しづ子 |
・傘寿余や麦茶置かれし枕辺に |
| ③ 遠山園生 |
・脳トレに両手遊びの梅雨明けり ・海鼠壁通り抜け行く車夫の汗 |
| ④ 青木志津 |
・雪解川轟き出湯の村くだる ・願ひ石ふところぬくし尾張富士 |
| ⑤ 尾崎洋子 |
・手拈(ひね)りのグラスのくびれ麦の秋 |
| ⑥ 加藤初代 |
・風抜ける隅を選びて昼寝かな ・幼子のごろりごろりと昼寝かな |
| ⑦ 中根弘子 | ・花合歓や峠の茶屋の五平餅 ・黒百合の里にピリカの笑ひ声 |
| ⑧ 池上悦美 | ・ガン病棟カンナの燃ゆる姉の部屋 ・ブローチはギボウシ柄や梅雨明ける |
| すずき こうし 鱸鉱志先生 |
・松籟や淡路の浜にきりぎりす ・奥三河ざわめき沈み夏の月 |
