KSN俳句の会は毎月原則第二木曜日午前 場所:ささえ愛センター一階 |
平成28年9月 | |
①神野祐紀雄 |
・秋彼岸父の胡坐を知らずして ・秋日和いつも詰め過ぐ旅かばん |
②丹羽しづ子 | ・爽やかな出会ひに散歩和む朝 ・土手沿ひに刈萱在りし日の遠く |
③ 遠山園生 |
・通学路声の戻りし九月かな
・編笠の若衆きりり風の盆 |
④ 青木志津 |
・沢音の届かぬ峠行く残暑 ・回り道して出会ひたり吾亦紅 |
⑤ 尾崎洋子 |
・ライオンの微動だにせぬ残暑かな
・逢ひたくて銀河の岸に立ちにけり |
⑥ 新城岩夫 |
・夏五輪異国の空に日章旗
・秋めきてそぞろ旅立ち思ひけり |
⑦ 中根弘子 | ・ふるさとの花野目尽風立ちて
・ドレミファソ音楽しみて添水かな |
⑧ 池上悦美 | ・道の辺のむかご落して飯を炊く ・矢勝川南吉も見む彼岸花 |
すずき こうし 鱸鉱志先生 |
・磴千段かなかな哀し鳳来寺 ・落城の抜け道青し十三夜 |